ブラックライトに反応。隠された安全性。《ブラックライトシール・ラベル》

ブラックライトシールは、ブラックライト照射で発光するインクで印刷したラベルです。印刷に用いるインクは透明なので、自然光の下では印刷内容が見えません。どんなに高性能なコピー機やスキャナーを使っても複製、偽造は不可能です。

隠し印刷で偽造コピーさせない確実なセキュリティ性を持つブラックライトシール

ラベルシール製作にあたってのお客様からのご依頼、条件の内容

• 自然光の下では印刷内容が見えない特殊印刷
• 透明なインクでの印刷でコピー機やスキャナで複製できない
• 透明なインクでラベルのデザイン性は損なわずにセキュリティ向上
• 意外性のあるノベルティステッカーとしても使える

以上に基づき、ロット、納期を確認のうえ素材、セパレーター、粘着材の選定と組み合わせを検討しました

インクの特殊性でセキュリティアップ可能なブラックライトシール

ブラックライトシールは、ブラックライトに反応（発光）する透明インクで印刷することで、ラベルにセキュリティ機能を持たせます。
ブラックライトシールは、透明インクで印刷された部分の内容が自然光の下では見えません。ブラックライトを照射することで印刷内容が現れます。真贋判定、偽造防止などに有用です。

透明なインクですので、デザイン性のあるラベルに印刷しても意匠性を損ねません。

蓄光シール、蛍光シールと、ブラックライトシールの違い

蓄光シール、蛍光シール、ブラックライトシールと聞くと、シールが光っている様子を想像させます。しかしそれぞれの性質や機能は大きく異なります。それぞれ全くの別物ですので、混同しないようにご説明します。

蓄光シール

蓄光シールは、蓄光部分が太陽光や蛍光灯の光のエネルギーを蓄え、暗いところに持っていくと「自ら発光」します。印刷に使用する蓄光塗料の中に光を蓄える蓄光顔料が含まれています。蓄光の効果を得るためには、蓄光塗料を厚盛り印刷（インクの厚さを出す印刷）をする必要があるため、スクリーン印刷という方法で印刷されます。弊社ではスクリーン印刷の設備がないため、蓄光シールの製造はできません。

蛍光シール

蛍光シールは、鮮やかなピンク、黄色、オレンジなどの蛍光色で処理されたラベル用紙やインクを使用して製造された「輝度の高い」シールです。自ら発光することありません。色がビビットなので非常に目立つシールになります。弊社でもアパレルブランドのロゴステッカー、注意喚起シールなどで蛍光シールを製造します。

ブラックライトシール

ブラックライトシールは、ブラックライトを照射すると発光する透明インクで印刷されたシールです。自然光下では可視化されません。自らは発光しませんが「特定の波長の光に反応して発光」します。そのため、デザインのギミックとして使用されるのはもとより、セキュリティ性の付加目的で使用される場合もあります。

このように、なんとなくどれも光るシールなのかなというイメージですが、「自ら光る」「光らないが高輝度で目立つ」「特定波長の光を当てると反応して発光する」というように、性能が全く違います。

ブラックライトシールは透明なインクでの隠し印刷なので偽造防止強化に

ブラックライトに反応（発光）する透明インクで印刷したブラックライトシールは、コピー機やスキャナーで不正に複製しようとしても、再現することが不可能です。不正コピーや偽造の防止に活用できます。

ベースのラベルデザインを損なわずにセキュリティ機能を追加できるブラックライトシール

ブラックライトシールの照射発光部分の印刷は、透明インクでの印刷ですので、元々あるラベルデザインへの影響が少なく、ラベルデザインの意匠性を損ねることなくセキュリティ機能を追加できます。