電子部品の製造工程においては、全ての物品に対しクリーンな品物を要求される場合があります。特にクリーンルーム内での作業では必ず要求されます。当社は、お客様の要望に応じたクリーンなラベル「クリーンルームラベル®」を提供します。
今までは、ラベル素材としては合成紙等の素材が提供されてきました。当社は、素材を選定し、印刷・加工を施したクリーンラベルを提供します。
クリーンルームラベル®
ハードディスククラッシュの最大の原因となるシリコーンを含まないラベル材料を使用。パーティクル、アウトガスの発生を抑えました。
クラス1000-米国連邦規格No.209E[FED-STD-209E]のクリーンルーム内に設置した当社独自の除塵装置により、ラベルをイオンエア洗浄、パーティクルを除去しています。
バキュームシーラーでヒートシールドを施し、クリーンパックにてお届けします。
ラベルコアにはABS管を使用しています。
各種印刷、加工も可能です
巻締機にエア噴出装置を装着し、HEPAフィルターを通じた清浄なエアの吹き付けによって、パーティクルを除去する方法です
エア洗浄によるクリーンラベルの製造方法
および製造装置は、製法特許出願済みです。
発塵に配慮した製造設備を有しています。
(1)ラベル材料
ラベルは、セパレーターも含めて発塵性の少ないPETまたは無塵紙を使用します。
(2)芯管
紙管は、発塵性が高いため使用しません。内径3インチのABS樹脂管を使用します。
クリーンルーム(クラス1000)内で二重包装を行っています(ヒートシールド方式)。
袋についても、清浄度の高い無添加の透明ポリエチレン製の袋を使用しています。
作業環境の清浄度を一定間隔で指定場所を検査します。
検査はパーティクルカウンターと呼ばれる装置でパーティクルの数を計ります。