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POPシール、アテンションシールで活用される特殊加工「糊殺し」

糊殺し アテンションシール POPシール

ドラッグストアなどで商品を見ていると、シャンプーなどの容器やパッケージに、上部が飛び出したシールが貼ってあることがあります。このシールはアテンションシール、またはPOPシールと呼ばれ、新発売時やキャンペーン時、季節的に売れる商品をプッシュしたい時などに、棚の商品を目立たせるために使用します。

シールの上部だけを飛び出させ、下部のみを貼り付けるとなると、飛び出した上部の裏側の粘着剤(糊)部分が剥き出しになってしまいますが、シールをはがしてみると、上部の粘着面はベタベタしておらず、貼り付かないことがわかります。これは、シール製造時に、粘着をなくしたい部分に対して行う特殊加工「糊殺し(のりごろし)」によってなされています。

粘着力をなくす特殊加工「糊殺し」

特殊加工「糊殺し」は、シール・ラベルの粘着部分の一部に加工を加えることで、意図的に粘着をおさえ、貼り付かないようにする加工のことです。アテンションシール、POPシールで頻繁に行われる加工です。この加工を施すことにより、シールを貼った商品を棚に並べた際、密集状況の中でシールが他の商品に貼り付かない、粘着部分を残したままだと、そこにホコリなどがついて汚れてしまうことを防ぐといった効果があります。

それ以外でも、再剥離シール(貼った後はがす必要があるシール)をはがしやすくするために、端を糊殺し加工する。商品を束ねてシールで帯留めをする際に、商品に直接巻き付ける部分を糊殺し加工する。などの例があります。

糊殺しの方法は、ニスを塗布する方法と、フィルムを貼り合わせる方法の2種類があります。

粘着面へのニス塗布による糊殺し

大量のシール原紙を使用し大ロットのシール・ラベルに糊殺し加工をする場合に取られることが多いのが、粘着面にニスを塗布して粘着をおさえる方法です。この方法では、シール基材を一度、シール台紙(セパレーター)からはがし、粘着面がむき出しになった状態のシール基材にニス引き加工を行います。粘着をおさえたい部分にニス引きをした後に、加工後のシール基材をシール台紙に貼り合わせます。この一連の加工を1つの機械の中で連続して行います。

印刷と同じ要領でニスを塗布しますので、糊殺しの形状や面積に自由度がありますが、一方で、粘着面にニスで表面コートするという加工上、時間の経過で若干粘着力が戻ってくる場合があります。一度に大量に作って1年かけて使用するような長期保管を前提とした運用はせず、短期に使い切った方が良いでしょう。

粘着面へのフィルム貼りによる糊殺し

糊殺し フィルム貼りこみ
フィルムで糊殺しされたシールの粘着面の様子

粘着面の一部にフィルムを貼りこむことで、粘着をおさえこむ方法の糊殺し加工です。貼りこむフィルムは透明、銀色、白など複数の種類があります。ラミ貼り加工に近い要領でフィルムを粘着面に貼りこむ加工のため、同じ幅で同じ方向への糊殺し加工のみとなり、ニスによる加工よりも糊殺しの形状等の自由度は劣りますが、一方で、完全に粘着をおさえこむことができ、糊戻りのリスクはありません。

中ロット程度の比較的数量の少ないアテンションシール、POPシールを製造する際に、この方法を取ることが多いです。

使用するシール材料に最初から糊無し部分を作ったものを使う場合も

ほとんどのシール印刷会社が、シールに印刷加工できるように粘着剤が塗布された無地のシール基材と台紙とが貼り合わされたシール原紙を原紙メーカーから購入し、そこに印刷やさまざまな加工を施し、シールの形にしたものを皆様のもとへお届けしています。このように、通常は全面に粘着剤が塗布された材料を原紙メーカーから購入し使用しているので、先に紹介したような「糊殺し」という加工をする必要があります。

まれに、非常にロットが大きく、かつ定期的にオーダーがあるような糊無し部分あり製品の場合、原紙メーカーに依頼して、原紙の右3分の1は粘着剤を塗布していない状態の原紙にしてもらうといったような特注対応の原紙を使用する場合があります。このような場合、材料手配から製造、納品までのリードタイムを通常よりかなり長く取る必要があります。また、その製品だけの仕様での粘着剤塗布となるため、先に述べたように相当量のロットと、定期的にバックオーダーがかかるような製品でないと、この方法を取ることは難しいと言えます。

糊殺し加工のあるアテンションシール、POPシールにおすすめのシール材料

アテンションシール、POPシールは、商品に貼るとシールの一部が飛び出した状態となります。ペラペラのシール用紙部分のみが突き出た状態で、商品同士が触れ合う密集した形で棚に陳列されます。そのため、普通の紙系の用紙、ハリやコシの無い用紙、厚みの薄い用紙では、突き出た部分が折れる等の破損の恐れがあります。そのようなリスクを避けるため、よりハリとコシがある材料を選択します。湿気によるカール、折れやすいなどの理由から紙系の素材は避け、フィルム系の素材の中から選択していきます。

ネーマー

PETフィルムの表面にアルミ蒸着を施したラベル用紙です。金、銀があり、表面がつるつるし光沢のある「ツヤ」と、光沢を抑えさらさらした「消し」があります。フィルム系の材料の中でもハリのあるPETにアルミ蒸着を施しているので、材質にハリとコシがあります。メタリック感があり、材料自体の見た目が非常に目を引くため、アテンションシール、POPシールに向いた素材で、頻繁に使用されます。

印刷のインクは透過するため、色付き用紙や透明用紙を使用する場合、下地の色が影響します。そのため、白インクを使うなどのテクニックを使用し、あえて透けさせる部分、白で透過を防ぎはっきり見せる部分など、デザイン上の工夫を入れることで、より印象的なシールに仕上げることができます。

白PET

白色のPET材質です。白のPET素材には、この白PETの他に発泡PETというものもありますが、用紙の製法上、発泡PETの方が白PETよりハリやコシが劣るため、白い用紙を使いたい場合には白PETを使用します。

同じ白系のフィルム・合成紙にユポがありますが、PETに比べ柔らかい素材のため、当社では糊殺しが必要なアテンションシール、POPシールには、お客様の指示がない限り使用しません。

透明PET

透明のPET材質です。透明度が高く、白印刷をうまく利用することで、デザイン次第では文字が浮いたような表現も可能です。

透明なフィルム素材には透明PVC(透明塩ビ)というものもありますが、こちらは透明PETに比べ透明度が低く、素材が柔らかいため、透明なアテンションシール、POPシールを作る材料としては不向きです。

プロの技術で適切な印刷のシール・ラベルをご提供いたします

越後札紙は、アテンションシール、POPシールをはじめ、糊殺し加工を施したシール・ラベル製品を多数製造しており、豊富な経験やノウハウを蓄積しております。適切な材料提案、印刷仕上がりを見越したデザインへのアドバイス等、的確なご提案も可能です。

製造現場では、経験豊富なオペレーターが、加工の仕上がり品質への細心の注意を払いながら日々製造にあたっております。

越後札紙は、さまざまな業界向けの多種多様なシール・ラベル製造の経験と実績で得た知識で、お客様の用途、ご要望に合わせた最適なご提案を差し上げます。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。

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